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株式会社FORM GIVING(旧シントシホーム)の
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価格 | 非公開 |
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延床面積 | 299.76m2 |
階数 | 木造3階建て+ロフト |
施工会社 | 株式会社FORM GIVING(旧シントシホーム) |
施工会社の住所 | 藤沢市南藤沢12-4 |
価格 | 非公開 |
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延床面積 | 非公開 |
階数 | 木造3階建て |
施工会社 | サンキホーム |
施工会社の住所 | 藤沢市辻堂元町4-15-17 |
価格 | 非公開 |
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延床面積 | 89.53m2 |
階数 | 木造2階建て |
施工会社 | ホームスタイリング |
施工会社の住所 | 藤沢市鵠沼海岸4-6-6 |
価格 | 非公開 |
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延床面積 | 非公開 |
階数 | 木造2階建て |
施工会社 | エバーグリーンホーム |
施工会社の住所 | 茅ヶ崎市堤2585-3 |
家から海が一望できる家に住むのは、多くの人の憧れの一つ。窓に広がる海をぼんやり眺めたり、波の音を聞きながら読書や昼寝をしたりという贅沢を日常的に楽しめます。そんな海が見える家のメリット、デメリットや注意点について見ていきましょう。
塩害は潮風に乗って飛ばされた塩分によって起こる被害のことをいいます。海の近くに家を建てようと考えている人は、この塩害は避けては通れないものであることを頭に入れておきましょう。
塩害によって家は通常よりも早いスピードで劣化していき、屋根や外壁の塗装が剥がれたり、腐食が進行したりしやすくなります。特に金属は塩害の影響をモロに受けてサビが発生しやすく、ドアやサッシなどの劣化も早くなるのがデメリットです。窓ガラスも塩が付着すると、白く曇ってしまいます。
家の構造物だけでなく、外に置いてある自動車や自転車、給湯器などにも注意が必要です。塩害に強い素材を使用した建物にしたり、水道を複数箇所に設置してこまめに洗い流したりするなどの対策を行いましょう。
海の近くには砂浜が広がっており、風が強い日は砂が家まで飛んでくることがあります。気密性の高いサッシを閉めていても、全部を防ぎきれず室内に砂が入り込んでくるのが難点です。砂によって床が傷つくこともあるため、耐久性の高い床材にしたり、こまめに清掃したりする必要があります。
窓のレールにも砂が溜まりやすく、開ける際にガリガリと擦れてしまうと窓の劣化が進んでしまうでしょう。各窓にシャッターや雨戸を設置するなどして、できるだけ劣化を防ぐのがおすすめです。外に洗濯物を干す際も砂で汚れてしまうことが多々あるので、部屋干しができるサンルームをつくったりすると良いかもしれません。
日本は高温多湿が特徴ですが、海近くの家となるとさらに湿度が高くなります。湿気も家の劣化が進みやすくなる原因なので、湿気対策も立てた家造りについても頭に入れておかなければなりません。木造、コンクリートどちらにしても湿気対策は必要です。湿気が多いと窓に結露が発生したり、壁や天井にカビが生えてしまったりと色々な問題が生じます。
特にカビは家の劣化だけでなく、喘息やシックハウス症候群といった健康面への影響も大きいのがデメリットです。最近は高気密、高断熱である家が多く24時間換気システムが付いているのが当たり前となっています。それでも市街地の家より換気をしっかりと行わなければいけません。
海は人の心に安らぎを与えるのと同時に、多くの危険な面も備えています。まだ記憶に新しい東北大震災では、津波により多くの人が被害に遭いました。滅多に起こることではないかもしれませんが、万が一に備えて家を建てる土地の標高は考慮すべきでしょう。ある程度標高の高い土地であれば、津波の心配も軽減されます。
想定される津波の高さについては、防災マップで提示されています。あらかじめ確認しておき、充分な標高の土地に家を建てられれば、安心して暮しやすくなるでしょう。
また海の近くは地盤が緩く、液状化を起こしやすい土地が多いのも特徴です。水の被害による液状化を防ぐために地盤改良を必要とする場合もあるので、地盤のチェックは必ず行うようにしましょう。もし地盤に問題がある場合は改良工事を行うか、別の土地を検討するか検討する必要があります。工事には費用が掛かるので、予算内で対応できるかの確認はしっかりと行いましょう。
海の近くは、心地よい潮風を感じられるのがメリットとして挙げられます。逆に強い風が吹きやすいという特徴があり、特に台風は家にも多大な影響を及ぼしてしまうのが怖いところです。古い家では屋根の瓦が飛んでいってしまったり、周辺の物が飛んできて窓ガラスが割れたりする被害も毎年聞かれます。
風の強いエリアを選ぶなら窓を強化ガラスにしたり、雨戸やシャッターを設置したりするなどの対策が必要です。強風が吹いた後は塩害や砂の影響が大きくなることを頭に入れておきましょう。
比熱が小さいは日中は陸地側の空気が暖かく、陸地に上昇気流が発生し低気圧が生まれます。一方、比熱の大きい海は空気が暖まらず、高気圧が発生しやすいのがポイントです。風は高気圧から低気圧のほうへと吹くので、結果として低気圧である陸に海からの風が吹きます。
夜は風が吹く方向が反対になるでしょう。そのことも考慮したうえで家を建ててくれる業者を探すことが大切です。
2019年10月に神奈川を襲った台風では、海岸沿いの道路が崩壊するほどの被害が出ました。砂浜の形が変わるほどの影響を及ぼす台風。もちろん、近くの道路や住宅もタダではすまないでしょう。
また、堆積物により馬入ふれあい公園サッカー場も大きな被害を受けていました。重機を使った復旧作業も行われており、自然災害の恐ろしさを物語っています。もし海風の強いエリアに家を建てるのであれば、実際にそのエリアに建てた実績を持つ業者を選ぶのが良いかもしれません。
海の周りは湿気が多く、洗濯物がカラッと乾きにくいのが特徴です。潮風には塩分が含まれているため、風の向きや海の状況によっては洗濯物に潮の匂いが付着してしまいます。風の強い日は舞い上がった浜辺の砂が、洗濯物に付着して汚れてしまうこともあるでしょう。室内で干せる場所が必須となるので、設計を考える際に業者と話し合いをしてしっかり決めなければいけません。
対策として、乾燥機を置いておくのも1つの手段です。もしくは近場にコインランドリーがないか、事前に探しておくのも良いでしょう。
海が近いと、サーフィンや海水浴などのマリンレジャーがいつでも楽しめます。日常的にサーフィンをするために移住してくる人も多くいるのも海が近いエリアの特徴です。近くに住んでいればウエットスーツのままサーフボードだけを持って海に直行できますし、人によっては出勤前の少ない時間でもサーフィンをすることができるでしょう。
冬の寒い時期でも、すぐに家に戻って温かいお風呂に入ることも可能です。子供がいる家庭では、いつでも砂浜で遊べます。
窓から綺麗な景色を日常的に眺められるというのも、海が見える家の醍醐味です。海と空、朝日や夕陽が織りなす美しい景色は心の癒しとなり、いつ見ても飽きることはないでしょう。海の香りや波の音を感じ、綺麗な景色を眺めながら過ごす日常は住む人だけに与えられた特権となります。
海近くのスーパーでは水揚げされたばかりの魚介類が陳列されるので、わざわざ市場に行かなくても新鮮な魚介類を手に入れやすいのがメリットです。今ではどこの地域でも魚介類を手に入れられますが、海辺の新鮮な魚介類はやはり一味違います。お店で出される料理にもとれたての魚介類が使用されていることがほとんどなので、身近においしい魚介類を食べられるのは魅力として外せない要素です。
海に近いということで、海に似合う内装はより魅力が引き立ちます。リラックス効果も高まるでしょう。海があるというだけで、好きな人にとっては大きなメリットになるはずです。部屋にはリラックスしたり安心したりできる雑貨を置くことで、より気持ちのいい空間を作り出せます。
海が近いという非日常感を逆手にとって、一般的な部屋にはおかないようなオブジェを配置してみるのも良いでしょう。例えばビーチパラソルやヤシの木。これらはコンクリートに囲まれた普通の街並みにある家の部屋では違和感しかありませんが、海の近くであればリゾート感の演出に繋がりますし、海が近いおかげで違和感よりもむしろ部屋にマッチし、開放感を演出してくれるでしょう。
海の近くは良い面もありますが、自然災害のリスクも常に考慮しておかなければなりません。海という自然は、時に人間の力ではどうにもできない災害をもたらすことがあります。「もしも」の時にはどうすべきなのか、避難場所の把握や緊急時に持ち出すものを決めるなど対策しておきましょう。
海の近くは塩害もあるので、その点も相談して信頼できる業者を選ぶことが大切です。建てた後のことも考え、アフターサポートが充実しているところを選ぶのも良いでしょう。
湘南の大自然が生んだシオとスナが、湘南で建てる注文住宅を解説しています。
4つの視点で工務店を比較しておすすめするほか、湘南に建つ注文住宅の施工事例を紹介していくシオ!
そのほか、藤沢や茅ヶ崎などの住みやすさ情報、湘南ならではの家づくりのポイントもお伝えするスナ。