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コストダウンのポイント

床面積を小さくする

当然のことではありますが、床面積を小さくすれば、そのぶんの材料費や工事費がかかりませんよね。

よって、大幅なコストダウンに繋がります。参考に、延床面積110m2と120m2の住宅を比較すると、110m2の家の建設費用は120m2の家の建設費用に比べ約170万円前後のコストダウンにも繋がることも。

ただしやみくもに床面積を小さく抑えようすると見た目、構造ともにバランスが悪くなる可能性があるので、最低限必要な面積を確保しながら、計画的な検討をすることも大切です。

1階と2階の面積が同じ総2階建てにする

1階の床面積よりも2階の床面積が小さい建物を「部分2階建て」、1階の床面積と2階の床面積をほぼ同じである建物を「総2階建て」と呼びますが、総2階建てのほうがコストダウンに繋がります。

1階と2階の面積が同じなので骨組み(基礎・柱)部分や屋根材などの材料費や工事費が最小限で済み、部分建てと比較して安くなるのです。

シンプルな家の形で外壁の表面積を小さくする

同じ大きさの床面積でも、凹凸のある複雑な形の家は外壁の表面積が大きくなり、そのぶん下地材や仕上げ材や工事費が高くなってしまいます。凹凸を最小限におさえ、四角い箱型のシンプルな家にすればそのぶんコストを抑えることができるのです。

屋根もシンプルな形状にする

屋根には、寄棟、切妻、片流れ、方形…などさまざまなデザインがありますが、家の形と同様、複雑な構造の屋根はそのぶん材料費や工事費がかさみます。屋根もシンプルなデザインであればあるほどコストダウンに繋がるのです。

なかでも切妻や片流れ屋根は特にシンプルな形状であるため、ローコストに仕上がります。

少ない部屋数の間取りにする

部屋数を多くするとそのぶん間仕切りが必要になりますが、間仕切りには下地材や仕上げ材などかなりのコストがかかります。また、部屋ごとに設置する照明やドアの材料費、工事費も必要です。

一方、部屋数が少なくオープンな間取りはコストダウンに繋がるだけでなく、開放感も得ることができると人気です。

水回りはできるだけひとまとまりに

トイレ・キッチン・洗面所・お風呂など、水回りをなるべく近い位置に配置するのもコストダウンにつながります。近い位置に設置する分、給排水管の総長を短くできるのがメリットです。

また、後々のメンテナンスもしやすくなるというメリットもあります。給油機からの距離が近くなることにより、ガス代の節約に繋がるのがメリットです。

水回りが1階と2階に分かれる場合でも、上下の位置はできるだけ近くなるように配慮しましょう。施工によってはトイレを1つにするという案もあります。また、水回りは寝室との距離も考えておくべきです。トイレを流す音やシャワーなどの排水音が響く場合、寝ている家族を起こしてしまうかもしれません。気持ちよく過ごすためにも、水回りの周辺はどのように設計するかも考えておきましょう。

窓の面積や数を減らす

西日が射しこむ方角の窓を減らす、風の通りも少ない方角には換気用として小さな窓を設けるなど、それぞれの役割を考えて窓の面積や数を減らせます。施工費を抑えるだけではなく、出入りする熱を抑えて光熱費の削減に繋がるのも魅力です。

また、プライバシーを守るために1階の窓を小さくするのも良いでしょう。

階段の仕切りを設けない

階段を仕切る壁を設けると床面積がその分奪われてしまい、木材や壁材などが必要となってしまいます。

リビングから2階へ渡すように階段を設ける工夫により、オープンな設計で建具分をコストダウン。リビングと2階がつながることで、顔を合わせる機会が増えるため、コミュニケーション作りや防犯がしやすくなるという利点もあります。

既製品を使う

建てるならこだわりを実現した住宅にしたいものですが、オーダーメイドにするとその分コストが高くなります。既製品の中から選ぶことで、コストを抑えた住宅づくりが可能です。こだわる部分とそうでない部分を分けて、前者はオーダーメイド、後者は既製品を使うなどするのも方法の一つです。

屋外の構造物を必要最小限に抑える

外構は門扉や柵など、何かと施工費がかかります。防犯面のことも考え、高さや見通しの良さも考えなければいけません。

また、家の建築とは施工業者が異なる場合、コストアップの一因となります。外構を必要最小限に抑えるか、シンプルで手頃な素材にすることでコストを抑えることが可能です。

もし設置する場合は、見通しが良く簡単に乗り越えられない高さに設定すると良いでしょう。

収納にはウォークインクローゼットを活用

部屋ごとに棚やクローゼットなどを設けるよりも、大きめのウォークインクローゼットのように1箇所に集中して収納できるスペースを設ける方がコストダウンに繋がります。必要な扉の数や建具を減らすことができるのがその理由です。

また、内部もシンプルな棚やパイプハンガーだけにし、衣装ケースやかごを使って出しいれしやすくすることもできます。

和のスペースを有効利用する

本格的な和室は造作材に白木を用いることが多く、柱、天井材、鴨居などで構成されるため、洋室に比べて材料費が高くなる可能性があります。ですが、客間や仮眠スペースとして使えることを考えると、便利であることは違いありません。

リビングとの仕切りを無くす、壁や天井はシンプルな洋室仕上げにする、置き畳にするなどでコストが抑えられます。かつ和洋折衷の雰囲気を演出することも可能です。

キッチン周りは「見せる収納」に

キッチンはオープン棚にすることで、コストダウンにつながります。開放的なスペースにすることで、部屋が広く見えるようになるのもメリットです。

さらに、棚やパントリーの扉を省き、カゴやボックスを使うことでコストを削減するのも良いでしょう。頻繁に物を出し入れする箇所でもあるため、実用的にも便利になります。

ただし、オープン棚だとホコリが溜まりやすい、キレイに置いておかないと見た目が悪いというデメリットも。こまめな掃除や整理が必要となるので、掃除の手間を省きたい場合は扉付きの棚を選ぶのがおすすめです。

造りつけ家具は大工工事がお得

スペースの有効活用やインテリアの統一が可能となるため、造りつけ家具を新築時にオーダーする人もいます。この造りつけ家具を家具専門の職人に任せるか、それとも大工工事の一環とするかも、コストを抑えるポイントの1つです。

仕上げ材はできるだけ統一

海が近い湘南エリアは強烈な潮風が当たることも考えられるため、できる限り水や塩に強い素材を選びたくなるでしょう。この時、1つひとつの素材は安価であっても、何種類も選んでしまうとかなりのコストがかさむことになるかもしれません。

その点は事前の相談でコストは解決できるかもしれませんが、壁や床に使用する材料はできるだけ同じ種類で統一するのがベターです。

節のある無垢材を選ぶ

木材には節(茶色い斑点模様。枝が幹の中に巻き込まれてできるもの)がありますが、この節が多いと安く手に入りやすいのがメリットです。無造作ながらも味のある雰囲気も出せるので節のある木材を使うのも良いでしょう。

節には種類がある

節は生節(いきぶし)と死節(しにぶし)があり、前者は周りの細胞とつながっているので節が抜けることはありません。しかし、幹の中に巻き込まれた枝が枯れてしまった場合、周りの細胞とのつながりがなくなります。これを死節と呼び、死節が抜けることで穴(抜け節)ができてしまうのが難点です。死節は強度に影響を及ぼすため、節のある木材を選ぶ際は敬遠されます。

無垢材は樹の種類によって価格が異なる

フローリングに無垢材を使う際は、種類について知っておくことが大切です。無垢材は大きく分けて、広葉樹と針葉樹に分けられます。広葉樹は硬く、床材に適しているのが特徴です。針葉樹と比べて価格は高めとなります。針葉樹は広葉樹と比べて価格が抑えられるため、コストを重視する際は針葉樹系の無垢材を選ぶと良いでしょう。

畳は縁付きを選ぶ

和室に畳を設置したい場合、縁なしより縁付きのほうがコストを抑えられます。縁のない畳は縁付きよりもコストがかかりやすいため、その分費用が高くなるのがデメリットです。畳を設置する部屋が広いほど、費用に差が出るでしょう。

設備は必要な機能だけを付ける

手に反応して水を出す水栓や浴室に設置できるテレビなど、要望によってさまざまな設備をつけられます。ただし、本当に必要な設備だけを選んで希望するようにしましょう。利便性のある機能を付けるのであれば、その分費用も高くなります。後から使わなくならないか、住宅完成後にも追加できる機能かどうかなど、家族や担当者とじっくり相談したうえで決めることが大切です。

施主自身が設備を仕入れる

施工をお願いする業者ではなく、施主が設備を仕入れるのも一つの手段です。安く手に入れられるツテがあるならば、そちらを活用してみるのが良いでしょう。ただ、発注や取り付けるためのコストなど、全体的に計算するとコストダウンにならない可能性も。もし施主自らが支給を行う際は、手軽に取り付けしやすい手洗い鉢や照明器具、カーテンなどがおすすめです。

施主支給で注意すること

もし施主支給で何かあった場合、施主が対応しなければいけません。運搬時に起こる破損や故障があった時の交渉、住宅完成時期に合わせた購入などを考えて行動する必要があります。もし住宅引渡し前に購入しておくのであれば、保管しておくスペースを確保しておきましょう。

本格的なコストダウンは業者選びが大切

以上、湘南で注文住宅を建てるなら知っておきたいコストダウンのポイントを21個ご紹介しました。さらに本格的なアドバイスをもらうならプロである業者に相談することも有効です。

当サイトも参考にしながら、まずは信頼できる業者を選ぶところからスタートしてみてくださいね。

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